ランチェスター法則とは。ランチェスター戦略コンサルタントが解説。


提言55 渋沢栄一の合本主義は資本主義と何が違うのか

2022年01月03日 


●福永雅文のインタビュー動画

どのような考えでコンサルをしているのか
特定市場でナンバー1になる方法、中小企業の新分野進出戦略
▶︎ 動画はコチラ

新春のお慶びを申し上げます。

小が大に勝つ弱者逆転を使命として
競争戦略・販売戦略のバイブルといわれるランチェスター戦略を指導原理にして
特定分野で(主に地域×顧客層×商品)ナンバー1になる方法を
企業に導入するコンサルタントの福永雅文です。
旧年中はありがとうございました。

企業に戦略を導入した後、PDCAを回す方法もご指南し
必要に応じて助言し、目標の達成を見届けたい。
顧客の成功がコンサルタントの成功だからだ。

近年、カスタマーサクセスという言葉が流行っているが
顧客に成功していただくこと以外に何を目指すというのか。
当たり前のことが注目されているのは
顧客に成功していただく思想が不徹底な会社があるからなのだろう。
他山の石としていただきたい。

ナンバー1になる戦略の導入後の顧客の成功に欠かせないのは
社長や営業責任者のリーダーシップである。
その分野への貢献も必要とリーダーシップについてのコンサルティングメニューも提供してきた。
その取り組みのなかで気づいたことがある。

戦略づくりのノウハウはお教えすれば身につくが
リーダーシップの知識やスキルはお教えしても身につくとは限らないということだ。
戦略は教化できてもリーダーシップは教化しづらい。
リーダーシップは教化ではなく感化するべきものではないか。

●感化……考え方や行動に影響を与えて、自然にそれを変えさせること

筆者自身が歴史上の人物に感化されてきた。
己の未成熟な人格を多少は成熟化できたと思う。
自らの経験を社長や営業幹部といった企業のリーダーにおすそ分けできないか。
以上の経緯で筆者は「歴史に学ぶリーダーシップ」を
第二のコンサルティングメニューとして取り組み始めた。

2009年から、毎年、NHK大河ドラマのテーマで社長向けに講演してきた。
今年で13年目となる。

今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が1月9日日曜日から始まる。
主人公として描かれる北条義時はナンバー2として中世を完成させた人物である。
義時の生きざまとその時代から何を学ぶべきか。
現代の経営におけるナンバー2について解説する講演を新年より開始する。

●1/18(火)大宮にて 武蔵野銀行系の主催
北条義時に学ぶ「ナンバー2」学
https://www.bugin-eri.co.jp/seminar/seminar02/seminar02645.php

●1/21(金)東京にて 日本経営合理化協会の主催 第143回全国経営者セミナーにおいて
北条義時に学ぶ、ナンバー2のつくり方・育て方https://www.jmcatop.jp/seminar/latest.html

昨年は渋沢栄一を題材に道徳と経営の関係について語った。
渋沢は日本の資本主義の父と呼ばれる。
しかし、渋沢本人は資本主義という言葉を使っていない。
合本主義と呼んでいた。

その違いは何か。
そこに資本主義の効能と限界について学びとれる。
・・・詳しくは月刊カレント1月号にて。筆者の原稿は下記に全文を掲載している。>>https://sengoku.biz/福永雅文のプロフィール/メディア掲載/カレント22年1月号

もちろん、歴史に学ぶテーマばかりをやっているわけではない。
むしろ逆だ。
ランチェスター戦略を指導原理にして
特定分野で(主に地域×顧客層×商品)ナンバー1になる方法を
企業に導入するのが筆者の主たる仕事である。

●2/3(木)東京にて 武蔵野銀行系と千葉銀行系の共催
経営者のためのランチェスター戦略セミナー
https://www.bugin-eri.co.jp/seminar/seminar01/seminar01647.php

本年もよろしくお願いします。


●福永雅文のインタビュー動画

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