2021年08月03日
某教育機関で、会員向けのセミナーの講師を務めている。
毎月一回1時間半を12カ月間の12回コースの「塾形式」である。
「福永ランチェスター戦略塾」という。
すべてオンラインで夜間に行っている。
受講者は全国から集まった。
オンラインの利点である。
受講者のほとんどが20歳代である。
自らの意思で申し込み、時間も費用も自己負担である。
毎回、簡単な課題レポートを提出してもらいフィードバックしてきた。
コースの最後には全員に「成果発表」をしてもらった。
昨年の8月から本年の7月までの第一期が修了し
今月より第二期が始まる。
一年間受講し、成果発表を行った受講者から、感想文がたくさん届いた。
その一つを紹介しよう。点線の内部
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■Eさん 不動産会社 営業職 20代男性
ランチェスター戦略を学ぶことで、
「環境が悪いからできない」、「1番には勝てない」という発想から、
「悪いからこそどうやるか」、「1番に勝てるジャンルはなにか」
というポジティブ思考、戦う思考に変わったと感じます。
特に2020年度は、コロナの中での積極性やチャレンジを評価され、最高評価をもらいました。
支店内では、年上の先輩たちを抑え、情報取得件数や営業訪問件数1位となりました。
これもランチェスター戦略を教えていただいたからだと思っています。
ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ランチェスター戦略では「質×量」が成果となると捉えている。
そのうえで「量」を増やすことから取り組むことを推奨している。
「量」をやることで「質」が高まってくるからだ。
「何かでNo.1」になることが飛躍の突破口になる。
成果のNo.1は難しいが、活動量のNo.1なら努力次第で何とかなる。
キャリアの浅い若手は、まずはそれでよい。
Eさんの勤務先が、活動量を評価対象にしているのは
「量」の追求により、やがて「質」が向上することをわかっているからだ。