2021年02月16日
先日、京急線の六郷土手駅が最寄りのP社を訪問したついでに
多摩川の六郷橋を歩いて渡りました。
多摩川を渡ることは日常的なことでしょうが
歩いて渡ると、風や音や匂いを感じることができます。
ここを走る箱根駅伝の選手も感じたことでしょう。
六郷大橋は千住大橋、両国橋とともに江戸の三大橋とされます。
ただし、六郷大橋は五代綱吉のとき、洪水で流されたのちは再建されませんでした。
明治時代に再建されるまでは六郷の渡し船で行き来していたのです。
東海道が多摩川に交差するこの地は、江戸防衛上の最後の要衝として
あえて架橋しなかったのでしょう。
私(福永)は「歴史に学ぶ系」の著書もあり、歴史好きですが
地理も大好きです。とりわけ川が好き。川を知れば地域がわかる。
この地理好きはランチェスターの仕事にダイレクトに役立っています。
川崎→品川の東海道ルートは今日の地域戦略でも東京攻略の第一ルートです。
(ただし、強者向き)
ランチェスター地域戦略は地域特性を知ることも重視している。
河川は地域の生みの親であり、地域のつながりと分断の要素である。
拙著のなかで日本各地に地域特性について網羅しているのは
「ランチェスター戦略『営業』大全」です。