2021年11月09日
山梨県には縁があって、これまで筆者(福永)が出張した先として
いまも山梨県のコンサル先の社長や幹部らと、
山梨の居酒屋の特徴は
・一品あたりの量が多い
・魚、特にマグロが旨い
・郷土料理は、ほうとう、馬刺し、鳥のモツ煮が代表
・一升瓶のワインをコップ酒で、がぶ飲みする人もいる
海なし県だからこそ、
海辺で採れた海魚を運び、生のまま食べられる地理的範囲を「
江戸時代、
1日で甲府に到着したという。富士川を遡ると4日かかったという
富士川ルートでは塩や酢でしめる、醤油につける、
小魚は干物にするなど保存加工して運んだのだろう。
生魚をできるだけ生食に近い状態で食する技術が寿司として発展し
・山梨県は人口あたりの寿司屋の数が全国一多い
・甲府市はアサリの消費量全国一位、マグロが二位、
との統計がある。
山梨県は、苦労して運んだマグロや、しめたり、漬けたりして
手間をかけたお寿司が一番のご馳走であり、
今日の居酒屋のメニューにも伝わっている。
山梨の居酒屋では刺身がお奨め。
ランチェスター地域戦略は地域特性を知ることも重視している。
地域の食文化はその一つである。
拙著のなかで日本各地に地域特性について網羅しているのは