2021年06月28日
「社会をよりよくすることと競争に勝つことを一体的に取り組むことで企業は永続的な繁栄を遂げられる」との主張をオピニオン誌の月刊カレントで行っている。この4月から「企業競争の哲学」とのタイトルで連載をしている。
5月号ではランチェスター弱者の基本の差別化戦略の重要な方法の一つとして「理念」の差別化について解説した。
理念のなかには「社会をよりよくする貢献意欲や社会的使命」が示される。戦略とは「競争に勝つこと」である。両極に位置付けられる理念と戦略を一体的に取り組むことの重要性を主張した。つまり
理念的であることが実は最も戦略的であること を示した。
理念と戦略をいかにして一体化させていくのか。6月号では、そのカギを握るのが「事業の定義」であることをタニタと石坂産業の例を挙げて解説した。
「タニタ」の事業の定義については第12回の提言で例に挙げた。
「石坂産業」については社長インタビューをもとにした詳しいレポート『事例「難有り」を「有難い」に変えた社長』を第15回提言で行った。
原稿にだぶりはあるが、繰り返し伝えたいほど大切なことなので、6月号もぜひ、お読みいただきたい。
下記に全文が掲載されています。