
2026年05月28日
いま、多くの企業で、若手社員の定着・育成が経営課題になっています。
新人・若手を育てる管理職を育てる、管理職を育てる幹部を育てることも大切です。
もっとも大切な経営資源の「ヒト」の希少価値が高まるいま、
いかにして若手社員を採用し、育成し、定着させ、活躍してもらうのか。
私(福永)はベクトルを合わせ、いま、この会社で働く意味を理解してもらうことが有効と考えます。
ベクトルとは目指す方向性です。
目的・目標・戦略・戦術に一貫性をもたせること。
会社の目的・目標・戦略・戦術と、部門のそれと、社員のそれとの一貫性をもたせることです。
自分は、いま、何のために、ここで働くのか。
それは会社や部門の目的とどうつながっているのか、さらには社会や世界とどうつながっているのかを知ることです。ベクトルを合わせるためには、新人であっても会社や部門の戦略を理解する必要があります。
そのうえで自分自身の戦略を考え、実行します。
私(福永)は新人であっても、云われたことをやるだけの「戦術係」ではなく、主体性をもって働くことを主張しています。
「戦略の民主化」とはそういう意味です。
拙著「教養としてのランチェスター戦略」で解説しています。
https://sengoku.biz/出版物/教養としての「ランチェスター戦略」
「戦略と実行を分離させるな」と、私(福永)は直接、若手・新人ビジネスパーソンに伝えています。
26年4月29日に「しがく(リーダーシップ教育期間)」主催のセミナーに登壇しました。
若手・新人ビジネスパーソン向けにランチェスター戦略について解説しました。
下記に、受講者の感想文の一部を紹介します。
社会人2年目の二名と、新人2名の部下をもつ店長の計3名です。
社員の採用・育成・定着に「自社の戦略の理解に基づく自分の戦略づくり」が有効であることをご理解いただけるものと思います。
本日は貴重なお話いただきまして、誠にありがとうございました。
ランチェスター戦略について、ただ圧倒的No.1を取ればいいという認識を持っていましたが、本日のお話を通して競争に勝つだけではなく、共生も追い求めて初めてNo.1になれるのだと、戦略学の深さに気づかせていただきました。
また2年目の私にとって、「兵士ではなく人生の将軍である」という最後の言葉がとても印象に残りました。
受動的に仕事と向き合うのではなく、会社や部門の戦略を知り、そこから自身の戦略を策定することこそが、王道で勝つために必要なのだと学ばせていただきました。
会社を動かす小さな歯車としての存在から、もっと大きな原動力として存在感を出せるように、何のために働くのか、自分がどうありたいかという理念を掲げて仕事と向き合っていきたいと思います。
改めまして、本日は貴重なお話をいただきまして誠にありがとうございました。
本セミナーを通して、ビジネスの本質に対する捉え方が大きく変化いたしました。
特に印象的であったのは、「ビジネスには世界をより良く変える力がある」という考え方です。
これまで私は仕事を生活のための手段として捉える側面が強くありましたが、社会への貢献という視点を持つことで、その意義や向き合い方が大きく変わることを実感いたしました。
自身の業務がどのように社会と繋がり、どのような価値を提供しているのかを常に意識することの重要性を強く認識いたしました。
また、日々の業務一つひとつに対しても目的意識を持ち、単なる作業としてではなく価値創出のプロセスとして捉え直す必要があると感じております。
さらに、ランチェスター戦略における「弱者が勝つための戦略」という考え方も大きな学びとなりました。
規模や資源の差にとらわれるのではなく、差別化・集中・接近戦といった戦略を適切に選択することで、十分に勝機を見出せるという点に大きな可能性を感じました。
特に「小さな池の大きな魚になる」という視点は、今後のキャリア形成や自身の市場価値を高める上でも重要な指針になると感じております。
加えて、「戦略を理解し実行するだけでなく、自ら戦略を考え実行できる人材を目指すべきである」という内容から、主体性の重要性を改めて認識いたしました。
今後は受動的に業務をこなすのではなく、自身の役割や目的を常に考え、どのように価値を最大化できかを主体的に追求してまいります。
本セミナーで得た学びを基に、日々の行動へと落とし込み、実践を継続することで、自身の成長のみならず周囲や社会に対してより高い価値を提供できる人材を目指してまいります。
福永先生、本日はご講演いただきありがとうございました。
福永先生が新しく著書を出されたということで講演前に購入・拝読させていただきました。
講演でも本の中でも仰っている「経営戦略の民主化」「戦略と実行は分断させるべきではない」という言葉に強く共感しました。
私は現在、化粧品・サプリメントの店舗販売、店長をしていますが、目の前の業務や仕事に追われて疲弊し、何処か仕事に対して悲観的・冷めている人が増えていると実感しています。
原因の一つとして「戦略と実行の分断」が考えられ、「売上・利益・結果を出すこと」を求められる職場環境で、自分がしている仕事が何処に繋がっているのかが分からなくなり働く意義が見出せないのではないかと感じました。
だからこそ店長としてランチェスター戦略を学び、会社の戦略を実行出来るようにスタッフに伝え、主体性のある働き方が出来るようにスタッフを育てていきたいです。
今月から新人スタッフ2人が配属され、育成中なので早速実践していきます。
また、これから学びながら自分の強み・武器、自分の戦える土俵を見つけていきます。
ありがとうございました。